乳児の心臓疾患の兆候と対処法
妊娠中は問題なくても、出生後に心臓に異常がある赤ちゃんがいます。症状が軽いと見逃されがちですが、保護者が注意すれば早期発見が可能です。
授乳困難
生後数週間は1〜1.5時間ごとに空腹になるのが普通です。赤ちゃんが頻繁に食事を拒む、またはむしむしと食べるのに苦労している場合は、心臓の検査が必要です。
過度の睡眠
新生児は1日あたり約16時間眠りますが、18時間以上寝続ける場合は心臓に負担がかかっている可能性があります。血液循環が過剰または不足していると、体が酸素不足になることがあります。
心拍・呼吸の異常な速さ
通常、新生児の心拍は1分間に120〜150回、呼吸は1分間に35〜60回です。呼吸が荒い、息切れがある、または心拍が極端に速い・遅い場合はすぐに小児科医へ連絡してください。
皮膚の色の変化
心臓の機能低下で血液が十分に肺へ送られないと、赤ちゃんの肌が青白くなることがあります。通常はピンク色が健康なサインです。
体重の増減
生後1週間で出生体重の5〜10%が減少し、3週間以内に回復しますが、体重が増えない、または減少し続ける場合は心臓に問題がある可能性があります。
全体的な様子の変化(本能的なサイン)
赤ちゃんの様子が「いつもと違う」と感じたら、日時と症状をメモしておきましょう。安静時の心拍や呼吸、睡眠・授乳パターンの急激な変化は早期発見につながります。
緊急症状
以下の症状が同時に現れたら、すぐに救急車(119)を呼び、医師に連絡してください。心臓発作の可能性があります。
- 泣き止まないほど激しく泣く
- 皮膚が灰色、青白い、または斑点状になる
- 口唇が青くなる
- 大量に汗をかく
- 声が弱くなる
- 恐怖感が見える
- 呼吸が困難になる
- 心拍が極端に速いまたは遅い
- 触れると冷たく、胸骨を押しても色が3秒以上戻らない
