赤ちゃんの膀胱(尿路)感染症のサインと対策

兆候・症状

赤ちゃんは膀胱感染症でもほとんど症状が出ないことが多く、主に発熱が見られます。その他、尿のにおいが強い・異臭、血尿や濁った尿、原因不明のイライラや不快感、嘔吐、排尿時の痛みを訴えるような泣き声、食欲不振や拒食などが見られることがあります。

治療法

小児科医はまず、尿採取バッグを使用して尿サンプルを採取し、細菌検査を行います。膀胱感染症と診断された場合、通常5〜7日間の抗生物質を処方します。治療後は2週間後に再検査を行い、感染が完治したか確認します。飲食が困難な場合は点滴による薬剤投与のため入院が必要になることがあります。

予防・対策

家族に膀胱や尿路感染症の既往がある赤ちゃんはリスクが高くなります。予防の基本は、十分な水分摂取で尿路を定期的に洗い流すことです。離乳食を始めたら、全粒穀物・果物・野菜を取り入れ、便秘を防ぎましょう。女児の場合、入浴時は刺激の強い石鹸や泡風呂を避け、オムツ替えの際は前から後ろへ拭くことで細菌の付着を防ぎます。

留意点

生後7か月まで母乳で育てた赤ちゃんは、膀胱・尿路感染症の発症率が低く、2歳頃まで保護される傾向があります。再発が頻繁な場合は、1〜2か月ごとに尿培養を行い、感染の有無をチェックすることが推奨されます。

警告

2歳未満で膀胱感染症を放置すると、腎臓に深刻なダメージを与える可能性が高まります。尿路に閉塞が生じた場合は手術が必要になることもあります。多くの子どもは6歳までに自然に症状が解消しますが、腎機能を守るために小児科医は低用量の予防的抗生物質を処方することがあります。

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