赤ちゃんのガス対策と治療法

赤ちゃんの泣きやむらや不機嫌の原因のひとつに、体内にたまった余分なガスがあります。授乳の仕方が速すぎる、ミルクや母乳以外のものを消化する、乳糖不耐症などの食物不耐性、あるいは偶然の要因など、原因はさまざまです。ここでは、赤ちゃんのガスを和らげる実践的な対策を紹介します。

食事の見直し

母乳育児の場合、母親の食事が赤ちゃんのガスの原因になることがあります。ブロッコリーや豆類など食物繊維が多い野菜や、牛乳・チーズ・アイスクリームといった乳製品が典型的です。これらを母親の食事から除くことで赤ちゃんの不快感が軽減することがあります。疑わしい食品をすべて除去し、1品ずつ戻す「除去食」法が有効です。ミルクで育てている場合は、別のフォーミュラに変えてみるのも一つの手です。

シメチコン滴

シメチコンは赤ちゃんの胃腸内にある小さな気泡を分解し、20〜30分で効果が現れることが多いです。ただし、すべての赤ちゃんに効果があるわけではなく、最新の研究では疝痛(コリック)症状の改善にはつながらないと報告されています。

お腹のマッサージ

時間が最も自然な治療法です。腸の蠕動(ぜんどう)でガスは自然に排出されますが、赤ちゃんをうつ伏せにさせ背中を優しく揉んだり、脚を自転車をこぐように動かすと、ガスの移動が促進されます。

ハーブ・民間療法

フェンネル、ディル、ミントなどのハーブがガス対策として紹介されていますが、米国食品医薬品局(FDA)で承認・規制されていないため、安全性や有効性は確認されていません。グリップウォーターは炭酸水素ナトリウム(重曹)とフェンネル、ジンジャー、カモミールなどのハーブを配合した液体で、いくつかの小児科医が推奨していますが、すべてのケースで効果があるわけではありません。

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