カーニクテリウス(新生児黄疸による脳障害)を防ぐ方法
カーニクテリウスは、新生児黄疸が原因で起こる脳障害です。肝機能が未熟な早産児などに多く見られ、ビリルビンが血中に高濃度で蓄積すると発症します。早期に適切な対策を取れば予防可能です。
予防のための具体的な対策
-
定期的に授乳する:特に早産児は黄疸のリスクが高いため、授乳間隔を短く保ちます。母乳の場合は生後数日間で1日12回、ミルクの場合も同様の頻度で与えることが推奨されます。
-
肝機能・ビリルビン値の検査:出生後5日目頃にビリルビン値が上昇しやすく、早産児は特に検査が重要です。ビリルビンノモグラムで数値を測定し、将来的な上昇リスクを予測します。
-
光線療法でビリルビンを低下させる:ビリルビンが高値になると、青色光を当てる光線療法が標準的な治療です。光は赤ちゃんに無害で、ビリルビンを水溶性の形に変換し排泄を促します。早期に病院で実施することが重要です。
-
警戒サインを見逃さない:黄疸は頭部から足先へ広がりますが、以下の症状が出たら注意が必要です。授乳を拒む、機嫌が悪い、起き上がりにくい、排便やおむつの回数が減少(1日4回未満)などは、カーニクテリウスの前兆です。
