早産児のケア方法
アメリカ妊娠協会によると、妊娠37週未満に生まれた赤ちゃんは早産児と定義されます。37週に近い早産児は合併症が少ないこともありますが、妊娠週数が大幅に早い場合は、肺の未熟、授乳困難、脳出血、感染症など多数のリスクが伴います。通常、早産児は以下の条件を満たしたときに退院が許可されます。
- 哺乳瓶や母乳でしっかり授乳できること
- 体温を適切に保てること
- 体重が安定して増加していること
必要なもの
- 体温計
- おむつ
- おむつかぶれ用軟膏
- ウェットティッシュ
- 早産児用ミルク(必要に応じて)
- 哺乳瓶
- ベビー服
NICUでのケア
- 看護師に任せすぎず、できるだけ参加する。おむつ替えや授乳、体温測定を手伝いましょう。
- 声をかけ、触れ合う。出生直後から赤ちゃんは母親の声を認識し、話しかけは安心感につながります。
- 抱っこできる時は抱く。極めて早産や重症の場合はすぐに抱くのは難しいこともありますが、許可が出たらできるだけ抱いてあげてください。
- 医療スタッフと経過を確認する。赤ちゃんに装着されているモニターや治療内容について質問し、理解しておきましょう。
自宅でのケア
- 退院前に医師・看護師と不安を共有。退院時の注意点や必要なサポート(ソーシャルワーカー、CPR講習など)を確認しましょう。
- モニターの取り扱いを習得。呼吸障害がある赤ちゃんは無呼吸モニターが必要になることがあります。
- 小児科医を受診し予防接種を確認。32週未満で生まれた赤ちゃんにはRSVワクチンが推奨されます。
- 感染リスクを減らす:混雑した場所は避け、診察は朝一番に予約して待合室での滞在時間を短くします。
- 1日8〜10回の授乳で体重増加を促す。必要に応じて高カロリーの早産児用ミルクを使用します。
- 周囲の支援を活用する。不安や疑問があれば遠慮せず小児科医に相談し、家族や友人に助けを求めましょう。
