赤ちゃんの麻疹(はしか)の兆候と症状
麻疹はパラミクソウイルスが原因となる、空気感染する稀なウイルス性疾患です。多くの乳児はMMRワクチン(麻疹・流行性耳下腺炎・風疹)で予防接種を受けていますが、ワクチン未接種の場合、感染リスクは低くても存在し、合併症が重篤化すると致命的になることがあります。
潜伏期間
麻疹ウイルスに曝露された乳児は、通常、曝露後7日から18日で症状が出始めます。発疹が出る前後4日間は感染力があり、他の子どもや大人へ感染させる可能性があります。
初期症状
最初に現れるのは発熱、咳、鼻水です。目が赤くなり、涙が出ることもあります。
コプリック斑(Koplik's spots)
症状が出て数日後、口内、特に頬の内側に小さな白い斑点や赤みを帯びた突起が現れます。これは麻疹特有のサインです。
皮膚発疹
口内の斑点が現れた数日後、首や顔に赤い発疹が出始め、徐々に体全体に広がります。発疹は約5日間続き、かゆみを伴うことがあります。
その他の症状
胃腸の不調として、腹痛、下痢、嘔吐が見られることがあります。また、リンパ節が腫れることもあります。
重篤な合併症
麻疹は肺炎や髄膜炎を引き起こすことがあり、特に免疫力が低い乳児では注意が必要です。
