子どもの心臓疾患を調べるために必要な検査は?
小児の心臓疾患は様々な形で現れますが、ほとんどはスクリーニングで早期に発見でき、必要に応じて治療が可能です。心臓に問題がある疑いがある子どもに対しては、以下の検査が命を救うことがあります。
検査の基本
毎年約4万人の子どもが先天性心疾患で生まれ、1000人に8人が何らかの心臓疾患を抱えています。先天性のものは出生時から、糖尿病などの生活習慣による後天性のものがあります。
心エコー検査(エコーカーディオグラフィー)
小児エコー(ECHO)は、先天性心疾患が疑われる子どもに行われます。母親が糖尿病や妊娠中の飲酒などでリスクがある場合、胎児エコーで胎児の心臓を観察します。エコーにより心臓の大きさ・形状を画像化し、異常の有無を確認します。
心電図検査(EKG)
心電図は胸部に電極を装着し、皮膚表面の電気信号を記録します。記録された波形から、心筋症、弁膜症、血流不足などの兆候を診断します。
電気生理検査
電気生理検査は不整脈の有無を調べます。非侵襲的な方法(体表からの測定)と、必要に応じてペースメーカーなどの侵襲的治療が含まれます。
運動負荷試験
スポーツ参加を希望する子どもに対し、トレッドミルなどで運動負荷をかけながら心拍や血圧をモニタリングします。運動中の心臓の反応を評価し、安全に活動できるかを判断します。
