子どもの足のトラブルと対処法
子どもがスポーツや様々な活動を始める際は、アーチサポートがあり、足に合った快適な靴を選びましょう。足に違和感や歩き方が突然変わった場合は、痛む足を休ませ、氷で冷やすとよいです。軽い筋肉の緊張であれば、数日間の安静で回復します。
偏平足(へんぺいそく)
赤ちゃんは生まれたときに足底が平らですが、成長とともに多くは自然にアーチが形成されます。しかし、一部の子どもは成長しても偏平足のままで、足の痛みや不器用さを訴えることがあります。痛みがなければ特別な治療は不要ですが、アーチサポートインソールを使用すると快適さが向上します。
シーバー病(Sever’s disease)
シーバー病は、かかとの骨(踵骨)が足全体より早く成長することで起こります。主に8〜15歳の成長スパート期に多く見られ、かかとに痛みが出ます。痛みが強いと足の歩き方が変わり、かかとへの負担を減らすようになります。スポーツをよくする子どもは症状が顕著になることがあります。安静と氷での冷却が基本的な対処法です。
水虫(足白癬)
水虫は大人だけでなく子どももかかりやすい真菌感染です。プールや公共の更衣室など、湿った環境で足を清潔に保てないと感染リスクが高まります。主な症状は足裏や指の間のかゆみ・灼熱感・発赤です。医師の診断のほか、市販の抗真菌薬でも治療可能です。予防には毎日靴下と靴を替える、通気性の良い靴を選ぶ、公共のシャワーやロッカールームではサンダルを履くなどが有効です。
内反足(内向きのつま先)
つま先が内側に向いて歩く状態を「内反足」または「ハト足」と呼びます。新生児は胎内での姿勢により足が内向きになることがあります。小児整形外科医は、成長に支障が出る前にキャストやスプリントで矯正することがあります。幼児期以降に内反足が現れる場合は、脛骨や大腿骨の回内が原因で、自然に改善することが多いですが、歩行に支障が出る場合は専門医の評価が必要です。10歳以降も続く場合は手術が検討されます。
