シラミの除去方法
頭部のシラミは、頭皮の血液を吸う小さな寄生虫で、子どもに最も一般的に見られる感染症の一つです(メイヨークリニック)。感染者との頭と頭の接触で広がり、適切な対策を取らないと家庭内で簡単に拡散します。医療的・非医療的な対策を知ることで、シラミの駆除と再感染防止が可能です。
シャンプー・ローション
市販のシャンプーやローションには、ピレスリン+ピペロニルブトキシドまたはパーメトリンが含まれ、シラミを殺す効果があります。これらは成虫を死滅させますが、卵やニットは残ります。そのため、初回使用から9〜10日後に再度処置を行い、孵化したシラミを駆除します(CDC)。
使用手順は次の通りです。まず髪を洗い、乾かしてからシャンプーを塗布します。10分間放置したらよく洗い流します。1週間後にシラミや卵が残っていないか確認し、必要なら再度適用してください。
処方薬
マラシオンは処方薬で、頭皮に塗布してシラミと一部の卵を殺します。6歳未満の子どもには使用できず、初回処置後7〜9日で生きたシラミが見られた場合は再処置が必要です(CDC)。
リンダンはクリーム、ローション、シャンプーの形で提供されますが、誤用や誤飲により中枢神経系に毒性があるため、第一選択薬としては推奨されません。他の治療が失敗した場合に限り使用されます。
ベンジルアルコールは2009年に米FDAが承認したローションで、シラミは殺すものの卵は残ります。そのため、2回目の処置が必要です。6か月以上の子どもに安全ですが、皮膚・頭皮・眼の刺激や感覚麻痺が副作用として報告されています。
グルーミング(手取り)
2歳未満の子どもには薬剤系の治療は推奨されません。代わりに、卵を手で除去します。まず髪を濡らし、コンディショナーでシラミを動けなくします。その後、細かいニット用コームで髪全体を丁寧に梳かし、卵や成虫を取り除きます。この作業を3〜4日ごとに繰り返し、最低2週間続けます。
清掃
シラミやニットは摂氏約53.5度(華氏128.3度)以上の高温で死滅します。寝具や衣類は熱湯で洗濯し、乾燥機で高熱(約20分)で乾かします。洗濯できないものはドライクリーニングするか、プラスチック袋に入れて2週間保管します。また、カーペットは掃除機で吸い取り、髪の毛や卵が残らないようにします。ヘアアクセサリー(バレッタ、ゴム、ブラシ、コームなど)は熱湯に1時間浸して殺菌します。
