子どもの食物アレルギーを見分ける方法
多くの子どもが食物アレルギーを抱えており、体は本来無害な食品に対して過剰に反応します。食べた食品のタンパク質が血流に入ると、免疫系が抗体を産生し、化学物質を放出して典型的なアレルギー症状を引き起こします。お子さんが特定の食べ物に対してアレルギーが疑われる場合は、原因を正確に特定することが重要です。
アレルギー症状の確認
-
普段の健康状態や行動に変化がないか注意深く観察します。
-
胃の不調、膨満感、鼻水、唇や喉の腫れ・かゆみ、蕁麻疹や皮膚発疹など、身体的な症状をメモします。
-
外見上の症状がなくても、睡眠パターンの変化や不快感、行動の変化が見られる場合は食物アレルギーのサインかもしれません。ADHDと誤診されるケースもあります。
アレルギー検査
-
アレルギー専門医(アレルギスト)を受診し、皮膚テストや血液検査でアレルゲンを特定します。皮膚テストは少量のアレルゲンを皮膚に刺し、赤みや腫れで反応を見る方法です。血液検査は特定のアレルゲンに対する抗体の有無を調べます。
-
検査で疑いのある食品を子どもの食事から除きます。
-
症状が改善するか観察します。1週間以内に改善しない場合は再度医師に相談し、除去食事法でさらに原因を絞ります。
除去食事法(エリミネーション・ダイエット)
-
疑わしいすべての食品を1週間程度摂取させず、症状が消えるのを待ちます。代表的なアレルゲンは小麦、トウモロコシ、卵、豆類、乳製品、柑橘類、イチゴ、ピーナッツ、甲殻類などです。
-
症状がなくなったら、1つずつ少量ずつ対象食品を再導入し、翌日まで様子を見ます。
-
各食品を再導入した後、1〜2日間観察し、症状が再発しないか確認します。
-
もし症状が出たら、直ちにその食品の摂取を中止します。
-
すべての疑い食品について同様の手順を繰り返し、アレルギー食品を特定するか、問題なく再導入できるかを確認します。
