子どもの感染症予防と管理
細菌やウイルスは至る所にあり、特に子どもは感染しやすいです。赤ちゃんが何でも口に入れることから、学校でロッカーやお弁当を共有する子どもまで、病原体は簡単に拡散します。インフルエンザ、はしか、溶連菌性咽頭炎などの病気を引き起こすことがあります。子どもを病気から守るのは常に課題ですが、常識的な対策で生涯にわたる感染リスクを大幅に減らすことができます。
予防接種
定期的な予防接種により、米国では天然痘やポリオなど多くの疾患が実験室以外ではほとんど見られなくなっています。はしか、流行性耳下腺炎、風疹、水痘などの予防にはワクチン接種が必須です。近年、幼児へのワクチン回数に疑問を呈する声もありますが、これらのワクチンは高度に感染力のある病気を減少させ、あるいは根絶しています。インフルエンザは毎年の予防接種が可能で、必須ではありませんが推奨されます。近年は点鼻スプレー型のインフルエンザワクチンも利用できます。具体的なワクチンや副作用については、かかりつけ医に相談してください。
衛生管理
「共有は大切」という教育は重要ですが、食器や飲み物に使うものは例外です。口・鼻・目は病原体が侵入しやすい部位なので、皿やカトラリー、コップは共有しないようにしましょう。
ドアノブや家電の取っ手、キッチンや浴室のシンクなど、日常的に触れる表面は定期的に拭き掃除を行います。抗菌クリーナーはウイルスには効果がないため、通常の洗剤で十分です。感染拡大を防ぐ最も効果的な方法は、手洗いです。子どもに指の間までしっかりこすり、最低30秒間洗うよう教えましょう。30秒は「ハッピーバースデー」や「きらきら星」などの歌を2回歌うとちょうどです。口に入れるものを頻繁に触る乳児には、1ガロンの水に対し小さじ2杯(約2 tsp)の漂白剤を混ぜた溶液で定期的に消毒すると安全です。学校や保育園に入るたびに手を洗う習慣をつけ、保護者自身も同様に実践してください。大人が感染すると、子どもにうつすリスクが高まります。
日常のポイント
体調がすぐれないときは外出や登校を控えましょう。軽い熱や微熱でも他人に感染させる可能性があります。十分な睡眠とバランスの取れた食事で免疫力を高めることが重要です。マルチビタミンで必要な栄養素を補うのも有効です。免疫力向上を目的に、カイロプラクティックなどの代替療法を検討しても良いでしょう。子どもを医療機関に連れて行く前には、電話で症状を相談し、他の患者との接触リスクを確認してください。
