小児におけるFluclomix(250 mg)の副作用と注意点
Fluclomixはフルクロキサシリン(flucloxacillin)というペニシリン系抗生物質のブランド名です。注射剤、カプセル、経口液の形で250 mg、500 mg、1 gが提供されており、小児には体重に応じて成人用量の半量以下が処方されます。副作用の傾向は成人と基本的に同じですが、子どもの場合は投与量や体質に注意が必要です。
作用機序
Fluclomixは感染症を引き起こす細菌を殺菌することで効果を発揮します。主に呼吸器、咽頭、皮膚、血液、骨・関節の細菌感染症に用いられます。
まれに起こる副作用
- 胃の不快感、吐き気、嘔吐、下痢、関節痛、頭痛などが報告されています。
重篤な稀な副作用(緊急対応が必要)
- 激しい下痢や腹痛、持続的な倦怠感・頭痛、めまい、顔色の蒼白、運動時の息切れ、出血やあざができやすくなるなどの症状が現れた場合は直ちに医師の診察を受けてください。
アレルギー反応
- 稀に皮膚の発疹やじんま疹、かゆみ、喘鳴、呼吸困難、顔・唇・舌の腫れなどのアレルギー症状が出ることがあります。これらの症状が現れたらすぐに使用を中止し、救急医療を受けてください。
肝障害
- 治療終了後数週間で肝炎様の症状が出ることがあります。黄疸や濃い尿が見られたら肝機能の検査が必要です。
好中球減少症(ニュートロペニア)
- 2005年1/2月号の『Journal of Paediatrics and Child Health』に掲載された研究では、フルクロキサシリン投与により8名の小児で好中球減少が認められました。血液検査で異常が見つかった場合は投薬を中止し、血算の回復を確認します。
