子どものリスペリドン(リスペルダル)の副作用とは
リスペリドン(リスペルダル)とは
リスペリドンは統合失調症や双極性障害の躁状態の治療に用いられる抗精神病薬です。自閉症や注意欠陥・多動性障害(ADHD)の行動問題に対して小児にも処方されることがあります。
遅発性ジスキネジア
- 顔面や体の筋肉が不随意に痙攣し、動きが止まらなくなる症状です。永久的になることが多く、特に高齢女性に多いとされていますが、子どもでも報告されています。
神経遮断性悪性症候群(NMS)
- 筋肉の硬直や高熱、心拍数の変動、発汗過多、意識障害などを伴う重篤な状態です。リスペリドン使用時に稀に発症します。
症状の隠蔽(マスキング)
- リスペリドンは脳腫瘍や腸閉塞、レイ症候群などの症状を一時的に抑えることがあり、病状が進行・悪化する危険があります。レイ症候群はウイルス感染後に小児で起こりやすく、アスピリン使用とも関連しています。
高血糖・体重増加
- 小児がリスペリドンを服用すると、異常な喉の渇きや頻尿、疲労感といった高血糖の兆候が現れることがあります。また、体重増加が起こりやすく、糖尿病のリスクが高まります。
その他の副作用
- 興奮、不安、落ち着きのなさ、便秘、消化不良、吐き気、めまい、睡眠障害、心拍数の増加や不整脈、温度変化に対する過敏性などが報告されています。
