小児の敗血症性ショックの症状とは

敗血症性ショックは、体内に侵入した病原体に対する免疫反応(敗血症)が過剰に働くことで起こります。細菌感染が主な原因で、全身に炎症が広がり血管内に血栓ができやすくなります。血栓が酸素供給を妨げ、臓器機能が低下すると、以下のような症状が現れます。

主な症状

発熱または低体温

多くの子どもで体温が上昇し、101.3°F(約38.5°C)以上になることがあります。一方で、体温が95°F(約35°C)以下に低下することもあり、どちらの場合も寒気や震えを伴うことがあります。

呼吸障害

敗血症の初期には呼吸数が増加し、1分間に20回以上の速い呼吸になることがあります。症状が進行すると、呼吸困難や息切れ、過呼吸が見られることがあります。

尿量減少

液体摂取量が変わらなくても、尿の産生が減少することがあります。これは腎臓への血流が低下しているサインです。

意識・認知の変化

突然の混乱、錯乱、興奮、過度の不安やイライラが現れることがあります。場合によってはせん妄状態になることもあります。

皮膚の変色

皮膚が斑状(モットル)になることがあります。これは血行不良による色素沈着です。

心血管系の変化

心拍数が90回/分以上に上昇し、心拍リズムが不整になることがあります。敗血症性ショックが起こると血圧が急激に低下し、ショック状態に陥ります。

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