ADHDの子どもにどのような検査を受けさせるべきか?
ADD/ADHD のタイプ
ADD と ADHD は異なります。ADD の子どもは主に注意散漫が問題で、ADHD の子どもはそれに加えて多動性があります。診断が「混合型」の場合、注意欠如と多動性の両方が見られます。
ADHD の診断方法
医師や心理士は、DSM(診断統計マニュアル)や米国小児科学会の基準に基づいて診断します。基準を満たせば、追加の検査は必ずしも必要ありません。
児童行動チェックリスト(CBCL)
CBCL は保護者や教師が子どもの行動を評価する質問票です。「ほとんどなし」「時々」「頻繁に」などの選択肢で回答し、ADHD に関する項目も含まれます。複数の視点から情報を集め、診断の参考にします。
コンナーズ・継続的注意課題(CPT)
コンナーズ CPT(CPT‑II)やコンナーズ・キディ(4〜5 歳対象)は、コンピュータ上で行う注意力測定です。4 種類の注意を客観的に評価でき、CBCL などの主観的情報を補完します。
可変注意課題(TOVA)
TOVA は時間経過による注意の低下を測定するコンピュータベースのテストです。薬剤の効果判定にも利用でき、たとえばメチルフェニデート(コンサータ)服用時に注意力が改善しているかを評価します。
