腸重積の症状と対処法
主な症状
腸重積の最も顕著な症状は、突発的に起こる腹痛です。痛みが強くなると、乳幼児は膝を胸に抱え込み、泣き叫びます。最初は乳児の疝痛(ひっかき)と勘違いされがちです。
行動の変化
痛みのエピソード間は、子どもがイライラしたり、疲れやすく弱っている様子が見られます。痛みが収まると、普通に遊んでいるように見えることもあります。
その他の症状
痛みが起きるたびに嘔吐することが多く、嘔吐物は黄緑色を帯びることがあります。また、腹部にしこりや膨らみが触れられることもあります。
排便の変化
適切な診療を受けない場合、血液と粘液が混じった「ゼリー状の便」(いわゆるカランジー・ジェリー便)が出ることがあります。これは腸管への血流が遮断されているサインで、緊急性が高いです。
進行した場合
治療が遅れると、子どもはさらに弱り、無気力になり、発熱や蒼白、場合によってはショック状態に陥ります。
成人の症状
成人では、症状が慢性または断続的に現れます。排便回数の変化や急迫感、直腸出血、腹痛・膨満感、吐き気・嘔吐などが報告されています。
