乳幼児における回虫(ピンワーム)感染の症状・原因・診断・治療法

症状

乳幼児は回虫に感染しても自覚症状が少ないことが多いですが、以下のようなサインが見られることがあります。

  • 体重が増えない、または減少する。
  • イライラや睡眠障害が現れる。
  • 肛門周辺のかゆみが強く、夜間にかゆみで掻くことが多い。
  • 夜間、肛門から糸状の虫が突き出ているのが懐中電灯で確認できることがある。

感染原因

回虫は衛生状態が不十分なときに広がります。雌虫は肛門や膣の入口に卵を産み、子どもが掻くと手に卵が付着します。その手で玩具や他の人に卵が移り、口に入ると腸内で孵化します。卵は最大2週間生存し、感染した寝具やおむつ、パジャマに触れた後に手を洗わない大人や兄弟姉妹からも感染が拡大します。

診断方法

回虫感染が疑われる場合、最も確実な検査は「テープテスト」です。子どもが朝目覚めた直後に、透明テープを肛門周辺のひだに貼り付けます。テープに付着した卵は顕微鏡で確認でき、プラスチック袋に入れて医療機関に持参します。実際に虫が見える場合は、自己診断でも治療を開始できます。

治療法

家庭内の全員が同時に治療を受けることが重要です。医師の処方する経口薬を服用し、2週間後に再度同じ薬を投与します。寝具や下着はすべて熱湯で洗濯し、卵の残存を防ぎます。また、子どもの爪は短く切り、掻きむしりを防止し、こまめな手洗いと毎日の入浴で個人衛生を徹底してください。

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