子どもの膀胱トラブル
原因
昼間・夜間の失禁(小児の夜尿症)は成長過程やトイレ習慣に関係しています。一方、尿路感染は子どもがトイレに行くのを避け、膀胱に尿を溜め続けることで起こります。幸い、ほとんどの膀胱トラブルは成長とともに自然に改善します。
昼間の失禁
昼間の失禁は女児に多く見られ、トイレ習慣が主な原因です。子どもは大人より頻繁に尿意を感じますが、足踏みや脚を組むなどの行動で排尿を抑えようとすることがあります。原因が不明な場合は、トイレの利用状況を記録した日誌をつけると原因特定に役立ちます。定期的にトイレに行くよう促すことも有効です。
夜間の失禁
夜間の失禁は男児に多く、米国腎臓財団によれば、6歳以上の子どものうち500万〜700万人が夜にベッドを濡らすとされています。ストレスや不安といった心理的要因が関与することもありますが、睡眠中に起きにくいことや膀胱が小さいことが主な原因です。対策としては、就寝1時間前までに飲み物を控える、2〜3時間ごとに起き上がってトイレに連れて行くなどがあります。
尿路感染症
トイレを避けて尿を溜め続ける子どもは尿路感染症になりやすくなります。予防には、頻繁に排尿し膀胱をしっかり空にすることが重要です。尿が濁っている、異臭がする、腹部の痛みを訴える、頻尿になるなどの症状に注意しましょう。失禁対策と同様に、膀胱をこまめに空にする習慣が感染リスクを下げます。
考慮すべき点
糖尿病の子どもは失禁しやすく、便秘も失禁や尿路感染の原因になります。また、夜間失禁は睡眠時無呼吸症候群のサインであることもあります。必要に応じて医師の診断を受けましょう。
