幼児におけるMRSA感染
概要
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は皮膚に常在する菌ですが、感染すると治療が難しいことがあります。特に幼児は抗生物質に耐性があるため、慎重な対応が必要です。
症状
- にきびのような発疹、膿瘍、膿胞が皮膚に現れることが最も一般的です。
抗生物質に反応しない場合
- 抗生物質投与後も改善しない場合は、MRSAによる感染が疑われます。
重篤な兆候
- 発熱、悪寒、胸の痛みや呼吸困難がある場合は、血流や肺へ感染が拡大している可能性があり、直ちに医療機関へ。
検査方法
- 小児科医は培養検査でMRSAの有無を確認します。培養に時間がかかるため、結果が出る前にMRSAを疑う薬を処方することがあります。
予防と治療
- 一般的に処方される抗生物質は、バクトリム(トリメトプリム/サルファメトキサゾール)、バンコマイシン、クリンダマイシンです。入院患者には静脈内投与のバンコマイシンが用いられます。
