幼児期の社会性発達
幼児期(1歳から2歳)になると、歩行が始まり、さまざまな社会的スキルが急速に発達します。自分でできることが増える一方で、身体的にまだ未熟なため、保護者への依存と独立への欲求の間でフラストレーションを感じやすくなります。
自立への欲求
この時期の幼児は「自分でやりたい」という気持ちが強くなります。たとえば、保護者に食事を与えてもらうのを拒んで自分で食べようとしたり、周囲の大人から離れて自分のペースで探索しようとします。
遊び
主にソロプレイや平行遊びを好みます。他の子どもと近くで遊ぶことは好きですが、まだ相互のやり取りの仕方が分からず、共有が難しいと感じます。また、想像遊びが始まり、物を使って簡単なごっこ遊びを行うようになります。
不安
見知らぬ人や他の幼児に対して不安を感じやすく、医者に行くなど「嫌だ」と感じる状況でも不安が表れます。安心感を得るために、ブランケットやぬいぐるみといった抱きしめられる対象に執着することがあります。
かんしゃく
欲求がうまく伝えられなかったり、思い通りにできないときに、かんしゃくが頻繁に起こります。言葉での表現が未熟なため、感情が爆発しやすいのが特徴です。
他者の感情への認識
周囲の大人や子どもの感情に敏感になり、泣いている友だちを慰めようとする行動が見られるようになります。
