高齢者が食欲を失う主な4つの要因と対策
歯や口腔の問題
高齢者は口内乾燥、口内炎、合わない義歯などで食事が痛くなることがあります。噛む・飲み込むの困難も食欲低下の原因です。米国高齢者医療財団は、柔らかく一口大の食べ物を提供することを推奨しています。
うつ病
食欲不振はうつ病の代表的な症状です。孤独や健康悪化がうつを招き、食への関心が薄れます。うつの他の症状として、日常活動への興味喪失、悲しみ、意思決定の困難があります。認知症と併発することもあります。
認知症
認知症患者は食事や水分摂取を忘れがちです。また、偏執症的な考えから「食べ物が毒だ」や「食べる余裕がない」などと信じ、食事を拒むことがあります。
薬剤の副作用
ジゴキシンなどの薬は食欲低下を引き起こすことがあります。また、味覚変化や口腔乾燥をもたらし、食事が不味く感じられます。さらに、薬代が高額で食費を圧迫し、欲しい食べ物を買えなくなるケースもあります。
予防と対策
食欲低下は栄養不良につながり、疲労、貧血、筋力低下、免疫低下を招きます。創傷、体重減少、皮下出血などのサインに注意しましょう。口腔の痛みは歯科医に相談し、栄養不足は医師に相談してください。Meals on Wheels などの配食サービスは、週5回の食事提供と共に交流の機会も提供します。
