高齢者介護のための家族会議の進め方

高齢者の介護に関する重要な決定は、子どもをはじめとする主要な家族全員が参加して行うのが理想です。負担が一人に偏らないよう、定期的に家族会議を開き、何を、どのように、いつ行うかを話し合うことが、本人にとっても家族にとっても最善の方法です。

第一回ミーティングのポイント

  • 最初の会議では本人を同席させない。感情的になる可能性があるため、在宅医療、介護付き住宅、老人ホームへの入居などの選択肢を検討し、行動計画を立てます。

本人を会議に招くタイミング

  • 後の段階で可能であれば本人も参加させます。除外されたと感じさせないようにし、独立性の喪失への不安を和らげます。本人の権利を尊重し、意見や希望を聞くことが重要です。

目標の設定

  • 最初の会議で目指すべき目標を明確にします。一度に全てを解決しようとせず、段階的に進めます。認知症がある場合は、事前に情報を集め配布し、全員が状況を理解できるようにします。

役割分担を書面化

  • 決定したタスクと担当者を一覧にし、全員に配布します。誰が何をいつまでに行うかを明確にし、情報の共有ミスを防ぎます。

モデレーターの設定

  • 議論が白熱しそうな場合は、医師や病院のソーシャルワーカー、または信頼できる宗教指導者などをモデレーターとして招きます。

会議の進行方法

  • 一人が支配的にならないよう配慮し、発言を遮らないようにします。進行役は公平に議論をコントロールし、批判的な「I」や「あなたは…」といった言い回しは避けます。

話題の逸脱を防ぐ

  • 過去の家族間の争いに持ち込まず、介護に関する議題に集中します。

合意点の見つけ方

  • 少なくとも一つのテーマで合意点を見つけ、次回の会議で具体的に取り組む内容を決めます。日時と場所を事前に設定しておきます。

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