10代の女子が月経を逃す原因は?

多くの医師は、月経周期は前回の月経開始日から次回の開始日までの28日が標準と考えますが、個人差があります。思春期の女子は性ホルモンが不安定なため、月経が不規則になることが普通です。しかし、欠血が続く場合は何らかの疾患が隠れている可能性があります。2回以上の欠血が続く場合は、原因をしっかり調べることが大切です。

妊娠

  • 性的活動をしている場合、妊娠は最も考慮すべき原因です。避妊をしていても、完全に妊娠を防げる方法はありません。妊娠の有無は医師の検査で確実に確認できます。自宅用検査薬も高精度ですが、診療所での検査が最も確実です。体重増加、吐き気、胸の張りなどの症状は妊娠のサインですが、他の病気でも現れるため確定的ではありません。

    一方、ホルモン避妊薬を使用している場合は、月経が不規則になることがあります。薬の影響で6か月以上月経が来ないことも珍しくありません。

疾患

  • 月経はホルモンで調整されているため、ホルモンバランスに関わる疾患が欠血の原因になることがあります。卵巣腫瘍、子宮腫瘍、脳腫瘍などが代表例です。腫瘍が良性であってもホルモン産生に影響を与える可能性があります。

    摂食障害(特に神経性無食欲症)も欠血の大きな要因です。極端な体重減少や栄養不足が続くと、体は生存に必要な機能を優先し、月経を停止させます。

    軽度の貧血は食事改善やビタミン補給で改善することがあります。

    その他にも、内分泌系の疾患や代謝異常など、数十種類の病気が欠血を引き起こす可能性があります。まずは一般的な原因を除外し、必要に応じて専門医の診断を受けましょう。

ストレス

  • 強い精神的・肉体的ストレスは、月経の停止を招くことがあります。思春期は体と心の変化が激しく、月経開始そのものがストレス要因になることも。ストレスが疑われる場合は、カウンセリングや話し合いでメンタルケアを行うことが重要です。重度の場合は精神科医の診断が必要になることもあります。

過度な運動

  • 陸上競技やサッカー、体操などハイインテンシティなスポーツを続けている女子は、特に低体重の場合、欠血が起こりやすいです。体はエネルギーを節約するために月経を停止させます。摂食障害が同時にない限り、運動量を調整すれば数か月で自然に回復します。ただし、他の原因が隠れていないか確認した上で、運動が唯一の要因と判断すべきです。

その他の原因

  • 思春期の女子はホルモンの乱高下により不規則な月経が一般的です。数か月連続で欠血が続かない限り、特に心配する必要はありません。

    その他、肥満、性感染症、特定の薬剤使用、骨盤内の構造異常、喫煙なども欠血の要因となり得ます。

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