ティーンサポートグループの活動例
ティーンエイジャーが困難な時期を乗り越えるために、サポートグループは重要な役割を果たします。てんかん、薬物依存、うつ病、インターネット依存など、さまざまな問題に対応したグループがあります。交通手段が限られる場合や匿名性を保ちたい場合は、電話やオンラインでも参加可能です。ただし、対面で行う活動は実際に集まってこそ効果が期待できるため、ここでは直接参加できるアクティビティを紹介します。
アクティビティ例
1. 空欄補充式質問紙
あらかじめ用意した質問紙に空欄を埋めてもらい、全員が同じ情報を共有します。グループの目的や抱えている問題、学校での困りごとなどについて書き込み、順番に発表し合うことで、参加者は「自分だけが悩んでいるわけではない」ことを実感できます。
2. 絵画・描画
絵やイラストを通して言葉以外の表現を促します。グループ全体でテーマに沿った壁画を描くことも、個別に作品を制作することも可能です。絵具、色鉛筆、クレヨン、マーカーなど自由に選べるため、創造性と自己表現の幅が広がります。
3. コラージュ
雑誌の切り抜きや文字を使って、自己や問題に対する感情を視覚化します。好きな画像や言葉をカードや画用紙に貼り付けることで、言葉にしにくい感情にも気づくきっかけになります。「絵が描けない」というハードルを超えて感情を伝えられる手法です。
4. フィールドトリップ
テーマに関連した施設や専門家の職場を見学します。講師を招く代わりに実際の現場に足を運ぶことで、問題への理解が深まり、支援者との直接的なつながりが生まれます。
5. スクラップブック(ジャーナル)
絵・写真・文字を組み合わせたオリジナルのジャーナルを作ります。サイズや素材、レイアウトは参加者の想像次第。制作過程や完成作品をグループ内でシェアすれば、安心できる場で感情を整理できます。
6. 詩・歌の朗読
好きな詩や歌を選んだり、オリジナルで作ったりして感情を言語化します。作品を発表することで大人は子どもの心理状態を把握しやすくなり、音楽やリズムが表現の幅を広げます。
7. 風船リリース
風船を空に放つ行為は、痛みや不安を手放すシンボルです。参加者全員が順番に一つずつ風船を手放すことで、悲しみだけでなくさまざまな感情を外に出す体験ができます。
これらの活動は、ティーンが自分の感情と向き合い、仲間とのつながりを深めるための有効な手段です。状況やテーマに合わせて組み合わせることで、より効果的なサポートが期待できます。
