女性におけるアンドロゲン性脱毛症の症状
アンドロゲン性脱毛症は、薄毛の主な原因となる医学的状態です。女性の場合、通常はごく少量しか存在しない男性ホルモン(アンドロゲン)の影響で発症します。妊娠・更年期・卵巣嚢胞、そして高アンドロゲン性の経口避妊薬の使用など、ホルモンの変化に関連するさまざまな要因が関与しています。症状の重さは、頭皮がアンドロゲンにどれだけ敏感か、また脱毛対策をどれだけ行っているかによって変わります。
進行性の抜け毛
アンドロゲン性脱毛症の女性は、抜け毛が徐々に進行し、同時に毛髪が細くなる(毛髪細化)ことが多いです。場合によっては皮脂の過剰分泌(皮脂腺過活動)を伴い、脂性肌やにきびが出やすくなることもあります。
毛髪の細小化
細く短い毛髪(ミニチュアヘア)が増え、以前のような長さまで伸びなくなります。その結果、毛先がふわっとした印象になることがあります。
頭頂部を中心とした抜け毛
多くの場合、抜け毛は頭頂部に集中し、側頭部や側面が影響を受けることもあります。典型的なパターンは、頭頂部と前頭部の毛髪が薄くなり、髪の分け目が広がることです。ただし、前頭部の生え際はある程度残ることが多いです。
主要なライフステージで悪化しやすい
アンドロゲン性脱毛症は、女性のライフサイクルの中で特に以下の3つの時期に発症・悪化しやすいとされています。
- 思春期後
- 出産・授乳期
- 閉経前後(プレ更年期・更年期)
その他の症状
ホルモンバランスの乱れが原因で、過剰な体毛、にきび、体重増加などの症状が併発することがあります。アンドロゲン性脱毛症には、テストステロンやジヒドロテストステロン(DHT)といった他のホルモンも関与しています。
