最も一般的な婦人科手術とその概要
婦人科医が実施する最も一般的な手術は、女性の健康に関わる問題の診断・治療を目的としています。手術は診療所やクリニック、病院で行われ、手術ごとに軽度から重度までのリスクがあります。医師は患者の病歴や現在の症状に基づき、必要な手術を判断します。
子宮全摘術(子宮摘出)
子宮全摘術は、腹部または臍部の切開を通じて子宮を取り除く手術です。全摘術では子宮全体と子宮頸部を除去し、部分摘出では子宮の上部のみを除去します。根治的子宮全摘術では子宮、子宮頸部、そして膣上部も除去します。手術方法は患者の病歴や手術目的により選択されます。出血、感染、呼吸困難などの合併症が起こる可能性があり、卵巣も同時に除去した場合は早期閉経になることがあります。
拡張掻爬術(D&C)
拡張掻爬術(D&C)は、不正出血、子宮内膜がん、筋腫などの診断や治療のために行われます。子宮内の組織を採取することで原因を特定します。病院やクリニックで実施されますが、子宮内膜の瘢痕や子宮穿孔のリスクがあります。骨盤感染、凝固障害、心肺疾患を有する女性はリスクが高く、実施が制限されることがあります。
コルポスコピー
コルポスコピーは、異常なパップスミア結果の後に実施される診断検査です。婦人科診療所やクリニックで行われ、子宮頸部の異常細胞を拡大観察し、必要に応じて組織サンプルを採取します。検査中に軽い痙攣や出血を感じることがあり、検査後に大量出血や感染が起こることがあります。結果が異常の場合、性器イボ、子宮頸がん、前癌状態などが示唆されます。
