IUD(子宮内避妊具)と背中の痛み
事実
子宮内避妊具(IUD)は避妊に用いられるデバイスです。プラスチックと銅でできたT字型で、長さ約3.5cm、幅約3cmです。IUDは精子の移動、受精、受精卵の子宮内膜への着床を妨げます。
メリット
IUDは非常に効果的な避妊法です。使用中に妊娠する女性は100人に1人程度で、経口避妊薬(3%)、コンドーム(12%)、ダイアフラム(18%)など他の方法よりも低い確率です。
考慮すべき点
IUD挿入時に背中の痛みが生じることがあります。パロアルト医療財団によると、痛みは通常挿入後1時間以内に和らぎますが、数日から数週間続くこともあります。イブプロフェンなどの鎮痛剤で緩和できます。稀にIUDが子宮壁を穿孔すると、背中の痛みが起こり、子宮の痙攣や出血を伴うことがあります。
注意点
IUD使用者に見られる背中の痛みの他に、感染症のリスクもあります。骨盤炎症性疾患(PID)は子宮、卵管、卵巣、周囲組織を侵す感染症で、背中の痛みを引き起こすことがあります。
時間的経過
IUDに起因する背中の痛みの多くは、挿入後1週間から数か月で軽減しますが、長引くケースもあります。この痛みは挿入自体によるものではなく、月経の変化が原因であることが多いです。IUDの中には月経量が大幅に増加し、貧血や痙攣を引き起こすものがあります。これらの痙攣は腰背部や骨盤部に現れます。
予防・対処法
IUD装着中に背中の痛みを感じたら、必ず医師に相談してください。IUDに起因する合併症かどうかは医師しか判断できません。合併症でなければ、IUD使用に伴う通常の痛みや、IUDとは無関係な外傷が原因の可能性があります。
