閉経後でも卵巣の感覚はあるのか?

卵巣とは

卵巣は左右に一対ある小さな腺で、女性ホルモンと卵子を産生します。毎月、どちらかの卵巣から卵子が放出され、卵管を通って子宮へ運ばれます。受精すれば受精卵となり、受精しなければ月経が起こります。このサイクルは毎月繰り返されます。

閉経とは

一般的に50歳前後になると、卵巣の機能が徐々に低下し、エストロゲンやプロゲステロンの分泌が減少します。その結果、月経は不規則になり、ほてり、記憶力低下、睡眠障害などの症状が現れます。12か月連続で月経がない状態を「閉経」と呼び、月経・妊娠可能性が終了し、卵巣は以前と同じ働きをしなくなります。閉経は「人生の転換期」とも呼ばれます。

閉経を早める要因

閉経は自然な老化プロセスですが、化学療法、卵巣摘出手術、ホルモンバランスを乱す疾患などでも早期に起こることがあります。

閉経後の卵巣

卵巣が外科的に除去されていなければ、体内に残っており、医師が触診や画像検査で確認できます。閉経後も卵巣は微量のホルモンを産生し、全身の健康維持に寄与します。

ミッテルシュレツ(卵巣痛)

ドイツ語で「中間の痛み」を意味するミッテルシュレツは、排卵期に卵巣から卵子が放出される際に起こる一側性の鋭い腹痛です。多くは数時間で収まり、月に一度、左右交互に現れます。米メイヨークリニックによると約5人に1人が経験するとされています。閉経後は卵子が放出されなくなるため、通常はこの痛みは感じませんが、腹痛は何らかの原因がある可能性があるので、異常を感じたら医師に相談してください。

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