閉経期に役立つ天然ビタミン
閉経は卵巣の老化によりエストロゲン産生が減少し、ホットフラッシュや膣の乾燥、発汗、背部痛、不眠など様々な不快症状が現れます。適切なビタミンの摂取はこれらの症状を和らげ、生活の質を向上させます。
ビタミンC
閉経期の女性は月経が不規則になり、出血が多くなることがあります。ビタミンCを1日1000mg摂取すると、毛細血管の壁が強化され、出血量が減少します。また、ホットフラッシュや膣の乾燥の軽減にも期待できます。食品からはオレンジ、パイナップル、カンタロープ、ピーマンなどが効果的です。
ビタミンE
約8割の閉経女性がホットフラッシュを経験します。ビタミンEはエストロゲンの代替作用があり、ホットフラッシュだけでなく、夜間の発汗、気分の変動、膣の乾燥を緩和します。1日800IUの摂取が目安です。日常の食事ではひまわりの種、胚芽、小麦胚芽、全粒穀物、ほうれん草などに豊富に含まれています。
ナイアシン(ビタミンB3)
ナイアシンは月経痛の緩和や閉経期の睡眠改善に役立ちます。1日25〜100mgの摂取が推奨され、鶏胸肉、子牛肉、強化シリアルなどが主な供給源です。
ビタミンB6
ホルモン変動によるストレス、抑うつ、疲労、イライラはビタミンB6の消費を増やします。1日30mgの摂取(ビタミンEと同時摂取は避ける)で、これらの症状や痙攣を緩和し、肝臓がエストロゲンを適切に代謝するのを助けます。バナナ、アボカド、卵、玄米、鶏肉、赤身牛肉などに多く含まれます。
ビタミンB12
ビタミンB12は赤血球の生成に不可欠で、欠乏すると貧血となり閉経期のエネルギー低下を招きます。1日6µgの摂取を目安にし、ハマグリ、ハム、キングクラブ、サーモン、ツナなどの魚介類から摂取しましょう。
これらのビタミンはサプリメントでも摂取できますが、できるだけ食事から自然に取り入れることが吸収率と健康効果を高めるポイントです。
