全甲状腺摘出後に起こる早期閉経
早期閉経とは
閉経は生殖周期の終了を意味し、ほてりや気分の変動など様々な症状が現れます。早期閉経は比較的若い女性に起こり、精神的・身体的負担が大きくなることがあります。
甲状腺全摘出術(全甲状腺切除)
甲状腺全摘出は、進行した甲状腺がんなどの場合に行われ、甲状腺全体を除去します。その結果、甲状腺ホルモンが不足するため、甲状腺ホルモン製剤による補充が必要となります。
甲状腺全摘出と早期閉経の関係
甲状腺は女性の性ホルモンの代謝にも関与しています。全摘出によりホルモンバランスが崩れ、稀に早期閉経が誘発されることがあります。多くの場合、早期閉経は既に閉経過渡期に入っていた女性で起こります。
予防策
甲状腺全摘出後の早期閉経を完全に防ぐことは難しいです。適切な甲状腺ホルモン投与により症状を緩和できる可能性はありますが、臨床研究では同年代の女性でも早期閉経が起こりやすいことが示されています。
治療法
早期閉経の治療は一般的な閉経と同様に、エストロゲンやその他のホルモン補充療法が中心です。ただし、早期閉経自体を元に戻す方法は現在のところありません。
