エストラジオールの正常値とは?
エストラジオールは女性の卵巣で産生されるエストロゲンの一種です。主に不妊治療や閉経症状の評価のために、医師が血中エストラジオール濃度を測定します。
検査の概要
エストラジオール検査は、月経1日目(月経開始日)を基準に、月経周期の3日目に採血して血中濃度を測定します。
正常範囲
シカゴ・アドバンスド・フェルティリティ・センターによると、エストラジオールの正常範囲は明確に定められていませんが、80 pg/mL 未満が望ましいとされています。
異常値
正常範囲を超える高値は、卵巣予備能の低下(残存卵子の数が少ない)や排卵不全を示す可能性があります。
臨床的意義
エストラジオールが高いと、クロミフェンなどの排卵誘発薬に対する反応が低下し、体外受精(IVF)成功率が下がることがあります。
検査時の留意点
エストラジオール測定は、卵胞刺激ホルモン(FSH)検査と併せて行われることが多いです。FSH は成熟卵胞(卵子)の形成を促す重要なホルモンです。
