女性の安静時心拍数が高い理由

安静時心拍数の平均

女性は 1 分間に 70〜80 回、男性は 50〜75 回が平均とされています。体力が高いほど安静時心拍数は低くなります。

心臓の大きさの違い

男性の心臓は平均で女性の約 25% 大きく、哺乳類全般で体が大きいほど心臓も大きくなる傾向があります。

肺活量の差

男性は女性に比べて肺活量が 25〜30% 多く、身長が高いほど肺も大きくなります。

心拍数の差が生まれる理由

心臓と肺のサイズが大きい男性は、1 回の拍動で多くの血液を送り出せます。そのため、同じ酸素供給量を得るために必要な拍動数は少なく、安静時心拍数は 5〜8 回/分 ほど低くなります。

心拍数の違いがもたらすリスク

安静時心拍数が低いほど心血管疾患のリスクは低くなります。英国医療誌(BMJ)の研究では、50 歳以上の女性において心拍数が心筋梗塞リスクの有力な予測因子であることが示されました。また、イスラエルの研究では、年齢・体格などを調整した上で、女性の心筋梗塞死のリスクが男性の 1.7 倍であることが報告されています。

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