閉経期における卵胞刺激ホルモン(FSH)の変化と検査

閉経前の卵胞刺激ホルモン(FSH)

閉経前の女性は毎月1つの卵巣から卵子が放出されます。下垂体から分泌されるFSHは卵胞(卵子)を成長・成熟させる役割を持ち、排卵期に血中濃度が上昇します。排卵前は 2〜20 IU/L、排卵期には 30〜50 IU/L に達し、排卵後は再び低下します。

閉経期の卵胞刺激ホルモン(FSH)

閉経が近づくと卵子の備蓄が減少します。ホルモン財団によると、体は残りの卵子を排出させようとFSHの分泌を増やします。閉経期の女性のFSH濃度は概ね 50 IU/L 以上になることが多いです。

卵胞刺激ホルモンの血液検査

医師が閉経の可能性を疑う場合、FSH測定を含む血液検査を実施します。FSHが高値であれば閉経の兆候と考えられますが、症候性多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)や卵巣機能不全でも高くなることがあります。

自宅でできる卵胞刺激ホルモン検査

薬局やオンラインで販売されているFDA承認のFSH検査キットは、妊娠検査と同様に尿中のFSH濃度を判定します。感度は約 25 IU/L で、陽性・陰性の結果しか示さないため、正確な数値は分かりません。そのため、閉経の判定には適しません。詳細は専門機関の情報をご参照ください。

診断における卵胞刺激ホルモンの位置付け

ホルモン値は日々変動しやすく、単独での診断は信頼性が低いです。多くの医師はFSHを参考指標としつつ、12か月以上月経がないことを最も重要な診断基準としています。

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