FSH(卵胞刺激ホルモン)レベルの評価方法

FSH(卵胞刺激ホルモン)は下垂体から分泌され、女性では卵巣の卵子成熟、男性では精子の生成を促進します。血液検査でその濃度を測定し、出生前の発育障害や不妊、閉経の確認などに利用されます。

必要なもの

  • 検査結果
  • 基準値表(ガイドライン)

評価手順

  1. 検査結果をよく確認します。FSHの基準値は年齢と性別で異なります。思春期前の男児は0〜5.0 IU/L、思春期に入ると0.3〜10.0 IU/Lに上昇します。女児は思春期前は0〜4.0 IU/L、思春期は0.3〜10.0 IU/Lです。

  2. 自分の数値を年齢・性別別の正常範囲と比較します。成人男性の正常範囲は1.5〜12.4 IU/L(5〜20 mIU/mL)。月経がある女性は3.5〜30 IU/L(5〜20 mIU/mL)。閉経後の女性は40〜250 IU/L(50〜100 mIU/mL)です。

  3. 基準値と差がある場合は、検査機関ごとに測定単位が異なることを考慮し、目安として捉えてください。女性ではFSHが6 mIU/mL未満は優秀、6〜10 mIU/mLは良好~普通、13 mIU/mL以上は卵巣予備能低下の可能性があります。妊娠中は血中FSHはほぼ検出されません。

  4. 妊娠を希望する女性でFSHが高い場合、または高FSHの男性は、医師に相談し追加検査や不妊治療を検討してください。男性の場合は精液検査や精巣生検が行われることがあります。

  5. 検査結果に不明点や疑問がある場合は、必ず医療機関へ問い合わせましょう。低下下垂体機能症、多嚢胞性卵巣症候群、クラインフェルター症候群、ターナー症候群、卵巣不全、摂食障害、卵巣・副腎癌など、異常FSH値はさまざまな疾患と関連しています。

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