子宮筋腫の種類と症状の完全ガイド
定義
メリヤム・ウェブスター辞典では「線維組織と筋組織からなる良性腫瘍」と定義されています。がんではないことを示す一方で、女性の体内で主に発生する部位(乳房、子宮、子宮頸部)については言及されていません。
種類
線維腫は大きく3種類に分類されます。
- 乳腺線維腫(乳房)…乳腺線維腫、線維嚢胞性乳房疾患、良性乳房疾患などと呼ばれ、乳腺組織の良性変化です。
- 子宮頸部線維腫(子宮頸部)…子宮頸部の狭い空間にできる腫瘍です。
- 子宮線維腫(子宮)…発生部位により「筋層内型(intramural)」「漿膜外型(subserosal)」「粘膜下型(submucosal)」に分類され、茎状の付属体がある場合は「茎状型(pedunculated)」と呼ばれます。
乳腺線維腫
乳房内にできる筋繊維組織の腫瘍で、がんではありません。エストロゲンとプロゲステロンの過剰分泌が原因と考えられ、しこりや結節として触知されます。
子宮頸部線維腫
子宮頸部の狭い領域に形成され、サイズが大きくなると子宮全体へのダメージリスクが高く、手術での除去が難しいことがあります。
子宮線維腫
子宮内にできる腫瘍は、以下の3タイプに分かれます。
- 粘膜下型:子宮内膜と筋層の間に位置し、出血や不妊の原因になることがあります。
- 漿膜外型:子宮外側に付着し、外向きに成長するため比較的大きくなることが多いです。
- 筋層内型:子宮壁の筋層内に限局し、最も頻度が高いタイプです。
サイズの違い
線維腫のサイズは部位により大きく異なります。乳腺線維腫は数ミリから数センチ程度(エンドウ豆大)ですが、子宮線維腫はレモンサイズからメロンサイズになることもあります。
主な症状
各部位ごとに特徴的な症状があります。
- 乳腺線維腫:乳房の腫脹や圧痛。
- 子宮線維腫:月経過多・不規則、貧血、腹部・骨盤痛、膀胱や腸への圧迫による頻尿・便秘、下肢の痛みやむくみ、妊娠・分娩障害、静脈瘤など。
- 子宮頸部線維腫:性交時の痛みや出血。
