hCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)とは? 妊娠検査と不妊治療への活用

ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)は、妊娠が成立すると胎盤から分泌されるホルモンです。妊娠検査はこのhCGの有無を測定し、検出されれば陽性と判定します。hCGは不妊治療でも広く利用され、特に排卵誘発や体外受精(IVF)で重要な役割を果たします。

主な効果

  • hCG注射は卵子の成熟を促し、排卵を誘発します。これにより不妊治療中の女性がタイミングを合わせて受精できるようになります。
  • 一部の主張では体重減少効果があるとされていますが、1975年以降、米食品医薬品局(FDA)は「hCGが体重減少をもたらす科学的根拠はない」と警告を義務付けています。

排卵誘発の流れ

  • 排卵前のホルモン値を綿密にモニタリングし、適切なタイミングでhCG注射を行います。注射後24〜36時間で卵子が最終成熟し、排卵が起こります。

半減期

  • hCGの体内半減期は約28時間です。つまり、投与後28時間ごとに血中濃度が半分に減少します。

検査までの目安

  • hCG注射で排卵を誘発した場合、妊娠判定の自宅検査は注射後12〜14日経ってから行うのが安全です。体内に残ったhCGが検査に影響し、偽陽性になる恐れがあります。

使用上の留意点

  • hCGはさまざまな不妊治療プロトコルで使用されますが、特に体外受精(IVF)では卵子を確実に採取できるよう排卵を確実に誘発する目的で用いられます。

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