卵管病理レポートの読み方

概要

卵管結紮後に切除された卵管組織を検査した結果、医師が作成する病理レポートです。レポートには検査した卵管の長さや異常所見が記載され、結紮の再開が可能かどうかの判断材料となります。

病理レポートの読み方

  1. 数値の意味を理解する

    レポートには検査した卵管の本数と長さが示されます。通常、結紮手術では各卵管の一部が切除されるため、2本の卵管が検査対象となります。長さは切除された部分のセンチメートルで示され、長いほど再開手術は難しくなる傾向があります。

  2. 「フィブラム」の記載を確認する

    レポートに「フィブラム端」があると記載されていれば、卵管の卵巣側端(フィブラム)が切除された「フィブリエクトミー」手術であることを意味します。卵子を卵巣から卵管へ導く微細な毛(フィブリ)がある部分です。妊娠を希望する場合は、フィブリエクトミー逆転術(顕微鏡下卵管開口術)で新たに開口部を作る必要があります。

  3. 異常所見に注意する

    病理医が組織を観察し、異常細胞増殖や組織損傷が認められた場合はレポートに記載されます。医師から説明がない場合でも、レポートに異常所見があれば必ず確認し、感染やがんなどの可能性について相談してください。

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