避妊注射が原因でできるストレッチマークとは?

何が起こるか

ストレッチマークは、皮膚が伸びて真皮の結合組織が破壊されることで生じます。エラスチンとコラーゲンという皮膚の弾力に必要なタンパク質が失われると、赤や紫色で盛り上がった線状の痕が現れます。これは微小血管が破れ出血した結果です。時間とともに色は薄れ、銀白色や白色の細長い線に変わります。

グルココルチコイドの影響

デポ・プロベラ(Depo‑Provera)やダイアン35(Diane 35)といった避妊注射は、ホルモンが皮膚の真皮層を破壊し、ストレッチマークを引き起こすことがあります。また、ステロイドやグルココルチコイド産生を促す薬剤も同様です。皮膚の弾力性が高いほどリスクは低くなりますが、薬剤によって弾力が低下すると皮膚が引き裂かれ、痕ができやすくなります。

発生までの過程

ストレッチマークは一晩で現れるわけではありません。真皮内で形成され、徐々に表皮へと移動し、目に見えるようになるまでに時間がかかります。

その他の原因

ホルモンを含む避妊法は体重増加を招くことがあり、皮膚が伸びてストレッチマークができやすくなります。特に胸部はホルモンの影響で乳腺が拡大しやすく、胸に痕ができることがあります。

相談のポイント

ホルモン避妊(注射含む)を検討する際は、使用する薬剤のホルモン量を医師に確認しましょう。ホルモン量が少なければ乳房や体重の増加が抑えられ、皮膚の弾力低下リスクも低減します。

皮膚の保湿や適度な運動で弾力を保つことも、ストレッチマーク予防に有効です。

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