女性の頻尿が起こる主な原因と対処法
頻尿とは、1日に8回以上トイレに行く必要を感じる状態を指します。女性で頻尿が続く場合、骨盤底筋の弱化や妊娠、尿路感染症など様々な要因が考えられます。症状が続く場合は、早めに医師の診察を受けましょう。
妊娠
妊娠中は頻尿が一般的です。妊娠初期に分泌されるヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)や、胎児の成長による膀胱への圧迫、腎臓の代謝亢進により尿量が増加します。
骨盤底筋の弱化
出産や加齢に伴い、骨盤底筋や膀胱周囲の筋肉が弱まります。筋力が低下すると膀胱の保持力が落ち、尿意を抑えにくくなります。
尿路感染症(UTI)
尿路感染症は膀胱や腎臓に細菌が侵入して起こります。女性は男性に比べ発症しやすく、頻尿、尿の残量が少ない、排尿時の灼熱感などが主症状です。発熱や血尿がある場合は早急に受診してください。
腎臓結石
腎臓内に硬いミネラル沈着物ができると、排尿時に痛みや血尿が伴い、頻尿になることがあります。側腹部や背中の激しい痛みがある場合は医療機関を受診しましょう。
糖尿病
血糖値が高い状態が続くと、腎臓が過剰に糖を濾過しようとして尿量が増えます。頻尿に加えて、喉の渇きや体重減少などの症状が見られたら検査が必要です。
失禁(尿失禁)
尿失禁は頻尿と密接に関連しています。特に切迫性失禁や尿溢れ失禁は、尿意が急に強くなったり、少量の尿が漏れやすくなります。原因としてはUTI、脳卒中、アルツハイマー病、パーキンソン病などがあります。
腎盂腎炎(腎臓感染症)
尿路感染症が腎臓まで広がると腎盂腎炎となります。持続的な頻尿に加えて、側腹部の痛み、発熱、排尿時の灼熱感、尿中の膿や血液が見られたらすぐに受診してください。
