にきびに効果的な経口避妊薬

概要

にきびは顔や体に赤いニキビができる皮膚疾患です。治療法は多数ありますが、経口避妊薬を利用して症状を改善する女性もいます。

承認と使用方法

米食品医薬品局(FDA)は、経口避妊薬のオルト・トライサイクレン(Ortho Tri‑Cyclen)をにきび治療薬として承認しています。1日1回、錠剤を服用するだけです。

作用機序

にきびの原因のひとつは体内のアンドロゲン(男性ホルモン)です。オルト・トライサイクレンはエストロゲンを増加させ、相対的にアンドロゲンの作用を抑えることで、にきびの発生を抑制します。

臨床的エビデンス

1997年にK. Wissらが実施した研究では、164名の患者を対象にオルト・トライサイクレンの効果を検証しました。治療終了時、被験者の83%がにきびの改善を示しました。

その他のメリット

にきびの改善に加えて、経口避妊薬は妊娠予防だけでなく、生理痛や月経前症候群(PMS)の症状軽減にも寄与することが報告されています。

注意点・副作用

経口避妊薬は、特に心血管疾患を抱える女性や喫煙者において、脳卒中や血栓のリスクが高まります。また、乳房の張り、体重増加、生理不順、体毛の増加といった軽度の副作用も報告されています。

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