女性の性病(STD)の症状と対策

性感染症は女性に症状が全く現れないことが多く、これは祝福でもあり呪いでもあります。感染していても何も感じないことがあります。症状がないため、感染してからかなりの期間が経過した後に診断されることがあります。その結果、感染した女性が無防備な性交を続けることで他者に感染が拡がります。また、女性はSTDの症状を膣カンジダやひげ剃り後の炎症など別の問題と勘違いすることがあります。

事実

  • 世界保健機関(WHO)によれば、性感染症は30種類以上存在します。感染症ごとに症状は多様で、性行為を行う女性はヒトパピローマウイルス(HPV)、性器ヘルペス、クラミジアに感染しやすいです。

種類

  • ヒトパピローマウイルス(HPV)

    性行為で感染するHPVは約40種類あり、数種は子宮頸がんの原因となり、他の種類は性器いぼを引き起こします。がんを引き起こす型は症状がほとんど出ませんが、低リスク型では小さな隆起やいぼが性器や肛門、外陰部に現れることがあります。ただし、症状が出ないまま感染している女性も多くいます。

  • 性器ヘルペス

    感染した女性は症状が出ないこともありますが、出た場合は感染後数週間以内に性器部位に痛みやかゆみが現れます。赤みを帯びた小さな膨らみや水疱、潰瘍が性器や肛門にでき、破裂して出血や滲出を伴うことがあります。潰瘍はかさぶたになり治癒しますが、初回の発症が最も重く、以後は軽症で済むことが多いです。初期にはインフルエンザ様の全身症状が見られることもあります。

  • クラミジア

    性器ヘルペスと同様に、クラミジアは症状が軽微で見過ごされがちです。細菌感染であるクラミジアは、特に初期段階では女性に全く症状が出ません。症状が出る場合は、感染後3週間以内に性交時の痛み、膣分泌物の増加、下腹部の痛み、排尿時の痛みなどが現れます。

影響

  • 性感染症は無症状で体に害がないケースもありますが、がんリスクの上昇、脳・肝臓・心臓へのダメージ、不妊、最悪の場合は死に至ることもあります。STDらしき症状が出たら、速やかに医療機関を受診し治療を開始すべきです。

誤解

  • STDに対する無知や恥ずかしさから、女性は症状やサインを正しく認識できていないことが多いです。「かゆみ・灼熱感・いぼ」などが必ず現れると考える人がいますが、実際には多くの感染症が無症状のまま体に害を与えます。症状がなくても感染の可能性を排除すべきではありません。

治療

  • 多くのSTDは完治が難しいものの、症状は治療できます。外用クリーム、処方薬、市販薬などで症状を緩和します。女性向けの家庭療法としては、患部に氷嚢を当てる、温浴で血行を良くする、自然由来の軟膏を使用するなどがあります。

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