閉経のサインと症状
閉経は月経が1年以上止まった状態を指し、自然に起こる場合と手術後に起こる場合があります。症状は人それぞれで、35種類以上が報告されていますが、すべてが現れるわけではありません。
精神的変化
- 閉経期には脳の化学状態が変化し、イライラや気分の変動、涙もろさ、記憶力の低下が見られます。不安感や恐怖感、うつ状態になることもあります。また、集中力の低下、めまい、混乱感が生じることがあります。性欲は一般的に低下します。
身体的変化
- ほてりや冷感、ホットフラッシュ、心拍の乱れ、月経不順が典型的です。関節痛、筋肉のこり、膨満感、消化器症状も起こります。膣の潤いが減少し、乳房の圧痛、体重増加、体臭の変化が見られることがあります。皮膚のかゆみ、抜け毛、顔の毛の増加、尿失禁、皮膚への電気ショック感覚、頭痛、アレルギーの増加、骨粗鬆症の症状悪化も報告されています。手足のしびれ、歯茎の問題、爪のもろさや味覚異常、耳鳴り(tinnitus)も起こり得ます。
夜間の変化
- 睡眠障害や夜間の発汗(ナイトスウェット)が起こり、睡眠不足から悪夢や日中の倦怠感が増すことがあります。
平均的な発症年齢
- 医学情報サイトMedicineNet.comによれば、閉経の平均開始年齢は51歳です。症状は通常45〜55歳で現れますが、早期に子宮摘出手術を受けた場合は30代でも起こります。母親が閉経した年齢は、娘の目安になることが多いです。
医療的介入
- 軽度の症状は重ね着や温度調整で対処できますが、重症の場合は医師の診断のもとホルモン補充療法(HRT)などが検討されます。定期的な健康チェックで体の変化を確認することが重要です。
