閉経前期に見られるアンドロゲン過剰とその影響
女性のホルモンといえばエストロゲンやプロゲステロンが思い浮かびますが、テストステロン(アンドロゲン)も重要な役割を果たしています。ホルモンバランスが整っていれば、体調も精神も安定しますが、閉経前期(ペリメノポーズ)になるとバランスが崩れやすく、さまざまな不調を引き起こすことがあります。
アンドロゲンの良い面
- 性欲の向上
- 骨密度の維持・強化
- 気分の安定やうつ症状の軽減
- 更年期症状(ほてり・発汗など)の緩和
- 全身のエネルギー増加
- 乳首や性器の感度向上
過剰なアンドロゲンがもたらすリスク
- 子宮内膜症、月経前症候群(PMS)
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)――インスリン抵抗性、過剰アンドロゲン、慢性的な月経不順が特徴
- 卵巣腫瘍や嚢胞の発生
- 体重増加、むくみ、月経不順、疲労感
- にきび、脱毛、体毛の過剰増加
さらに深刻な合併症
- 子宮がん
- 骨粗鬆症
- 高血圧、心血管疾患
- 不妊症
- 下垂体腺腫(ピチュイタリー腺腫)
アンドロゲンが不足したときの影響
閉経前期にエストロゲンやプロゲステロンが減少するだけでなく、テストステロンも低下することがあります。テストステロンが不足すると、うつ症状や骨密度の低下(骨粗鬆症)リスクが高まります。
ホルモンバランスの崩れ=アンドロゲン支配
アンドロゲン支配は、エストロゲンやプロゲステロンに対してアンドロゲンが過剰になる状態です。特に閉経前期にホルモンバランスが乱れやすく、上述の症状が現れます。
対策としてのプロゲステロン・クリーム
Dr. John Lee は、エストロゲン・プロゲステロンの働きが低下し、テストステロンが体内に長く残ると、脱毛やにきび、過剰な体毛といったアンドロゲン性の症状が出やすくなると指摘しています。自然由来のプロゲステロン・クリームを使用することで、ホルモンバランスを整え、これらの症状を緩和できる可能性があります。
