子宮が拡大する原因とは?
子宮が拡大するのは、閉経が近づく中高年の女性に多く見られる症状です。原因はさまざまで、良性のものから早期治療が必要なものまであります。本稿では主な原因とそれぞれの特徴を解説します。
子宮の大きさの基準と診断方法
通常、子宮は拳大(オレンジ大)程度です。拡大した子宮はそれより大きくなりますが、妊娠していない限り自覚しにくいことが多いです。診察では内診や超音波検査で確認します。症状は原因によって異なります。
子宮腺筋症(アデノミオーシス)
子宮内膜が子宮筋層に入り込む疾患で、月経間の出血や月経過多、強い痙攣痛を伴います。
子宮がん
最も一般的なのは子宮体がんで、閉経後の膣出血が主症状です。がんの進行に伴い子宮が拡大することがあります。
子宮筋腫
子宮内にできる良性の腫瘍で、がん化することはほとんどありません。月経過多や長時間出血、排尿障害、便秘、骨盤の圧迫感・痛み、そして子宮の拡大が見られます。
更年期
ホルモンバランスの変化により子宮が一時的に拡大することがあります。妊娠に似た状態になることもありますが、長期間続くことは稀です。
まとめ
子宮拡大の原因は多岐にわたりますが、症状や検査結果に基づき適切な診断と治療が必要です。異常を感じたら早めに医療機関を受診しましょう。
