パップスミア検査について
18歳以上の女性、または18歳未満で性行為を行っている女性は、年に1回の骨盤検診(パップスミア)を受けることが推奨されています。通常、性行為開始後1〜3年で検査を始め、30歳まで毎年受診します。30歳以降は、これまでの結果がすべて正常であれば2〜3年に1回の間隔で受診します。
定義
パップスミアは、医師が子宮頸部の細胞を採取し、顕微鏡で検査することで、子宮頸がんや前がん状態、がん化する可能性のある小さな腫瘍を早期に発見する検査です。
手順
検査は痛みはほとんどありませんが、多少の不快感があります。医師はスペキュラム(子宮鏡)で膣を開き、プラスチック製のスパチュラと小さなブラシで子宮頸部の細胞を拭き取ります。採取したサンプルは保存液に入れ、検査室へ送ります。
結果
検査結果は数週間で届きます。正常な結果は「細胞に異常が見られない」ことを示します。異常がある場合は再検査やコルポスコピー(拡大顕微鏡検査)を勧められることがあります。パップスミアは感染症の有無を示すこともありますが、STDの診断には適しません。
症状
前がん状態は自覚症状がほとんどありません。子宮頸がんが進行すると、月経間の出血、性交後や膣洗浄後の出血、異常な膣分泌物などが現れます。これらの症状があるからといって必ずがんとは限らないため、検査で確認することが重要です。
より正確なパップスミアを受けるためのポイント
- 検査前24〜48時間は性交を控える。
- 月経中や月経直後は検査を避け、月経開始から10〜20日目に受診する。
- 膣分泌物やかゆみ、感染症がある場合は事前に医師に伝え、必要なら治療してから検査する。
- 検査前24時間は膣洗浄、デオドラントスプレー、フェミニンウォッシュ、タンポン、クリーム類の使用を控える。
