妊娠各トリメスターのガイド
妊娠は3つのトリメスター(3期)に分かれます。第一トリメスターは妊娠1〜13週、第二トリメスターは14〜27週、第三トリメスターは28週から出産予定日(40〜42週)までです。健康な妊娠の場合、出産予定日を2週間まで過ぎても問題ないことが多いです。以下では各トリメスターでの体の変化や注意点をご紹介します。
第一トリメスター(妊娠初期)
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妊娠初期には、腹部の痙攣、点状出血、倦怠感、頭痛が現れることがあります。これらは月経前症候群(PMS)と勘違いしやすく、生理が来ないことに気付くまで妊娠に気付かないことが多いです。
倦怠感はホルモンの変化によって体が妊娠に備えるために起こります。できるだけ休息を取り、日中に短時間の仮眠を取ると良いでしょう。
つわり(吐き気・嘔吐)は特に朝起きたときに起こりやすく、空腹が原因です。1日数回に分けて少量ずつ食べ、就寝前に軽食を取ると症状が軽減します。トーストやクラッカーなどの淡白で乾いた食べ物を選び、油っこいものは避けてください。
軽い症状の場合は市販の薬は使用せず、医師の指示のもとで処方薬(例:フェネグリン)を使用します。
第二トリメスター(妊娠中期)
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第二トリメスターになると、つわりはほとんど消失し、体調が安定してきます。乳房がエストロゲンとプロゲステロンの影響で大きくなり、乳頭が暗くなりやすくなります。サポート力のあるブラジャーを着用し、胸の重さを軽減しましょう。
胎児はこの時期に急速に成長し、体重は約0.9〜1.4kg(2〜3ポンド)に達します。お腹が膨らむにつれて伸びしろができ、妊娠線が目立ち始めます。かゆみが出たらベビーオイルや保湿クリームでケアしてください。
血管が拡張するため、立ち上がったときにめまいを感じることがあります。十分な水分を摂り、立ち上がる際はゆっくりと行い、めまいが起きたら左側に横になると血圧が安定しやすくなります。
胎児の動きを感じ始める時期でもあります。最初はお腹の中で軽い「ひらめき」のように感じ、週が進むにつれてはっきりとした動きに変わります。
第三トリメスター(妊娠後期)
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妊娠後期は体が大きくなるため不快感が増します。背中の痛みが頻繁に起こり、タイレノールで軽減したり、パートナーに背中を揉んでもらうと楽になります。
胎児が大きくなることで横隔膜が圧迫され、息切れを感じやすくなります。姿勢を正しく保ち、寝るときは枕で上半身を少し起こすと呼吸が楽になります。
手足や顔、足がむくむことがあります。足を高く上げて休むとむくみは軽減しますが、急激なむくみや急激な体重増加は妊娠毒血症(妊娠高血圧症候群)や子癇前症のサインになることがあります。異常が疑われる場合はすぐに医師に相談してください。
胎児が骨盤に近づくため頻尿が増えます。笑ったり咳をしたりすると少量の漏れが起きることがありますので、非香料のパンティライナーを使用すると安心です。
出産が近づくと「偽陣痛」(ブラクストン・ヒックス収縮)が不規則に現れます。これは本格的な陣痛に備える自然な現象です。規則的で強い痛みを伴い、5〜10分間隔で続く場合は産院へ向かうサインです。
