松葉杖の種類と特徴

足を骨折したり足首をひどく捻挫した経験がある人は、松葉杖が歩行を助けることを知っているでしょう。下肢の怪我や疾患で歩行が制限される場合、世界中で松葉杖が使用されています。本稿では、代表的な松葉杖の種類と、それぞれの特徴、歩行パターンについて解説します。

脇下松葉杖(Axillary)

最も一般的で医療現場でもよく見られるタイプです。アルミニウムや木製で、脇の下(腋窩)に乗せる棒が特徴です。短期間の歩行補助が必要な足や脚の怪我に適しています。使用には上半身の筋力とバランスが求められます。

前腕(ロフストランド)松葉杖(Forearm / Lofstrand)

前腕に装着するカフがあり、腋窩バーはありません。使用前に医師の指導が必要で、前腕の形状に慣れる必要があります。常に歩行支援が必要な人向けで、上半身と腕の筋力、優れた協調性が求められます。

プラットフォーム松葉杖(Platform)

前腕全体を支えるプラットフォームが付いており、手や手首に体重をかけられない人に適しています。関節炎の患者に多く使用され、上半身の筋力が比較的少なくても歩行が可能です。片側が怪我している場合は、プラットフォーム松葉杖と脇下松葉杖を組み合わせて使用できます。

松葉杖歩行パターン(Crutch‑Walking Gait)

松葉杖を使用した歩行スタイルは、怪我や症状に応じて医師や理学療法士が指導します。歩行の安定性や動作のポイント数で分類され、主に「二点歩行」「三点歩行」「四点歩行」「スイング・トゥ歩行」「スイング・スルー歩行」の5種類があります。

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