オートクレーブの正しい使い方と初回メンテナンス手順
オートクレーブは、医療や実験室で使用する器具を高温・高圧の蒸気で滅菌する装置です。小型のオーブンや圧力鍋のような仕組みで、細菌やウイルスを確実に除去します。手術や検査に使用する器具は必ず滅菌が必要なため、オートクレーブの正しい操作と定期的なメンテナンスが重要です。初めて使用する際は、空の状態で一度運転し、機械が正常に作動することを確認しましょう。
必要なもの
- オートクレーブ本体
- 蒸留水(約1ガロン)
- バケツまたは受け皿
- 保護用手袋
操作手順
- オートクレーブを平らな作業台に置き、電源コンセントに接続します。
- ドアを開け、搬入時に付属している取扱説明書や書類を取り出し、内部に梱包材(フォームやテープ等)が残っていないか確認して取り除きます。
- 本体底部にある排水バルブを見つけ、閉じた状態にします。
- 給水口(本体底部、トレイの下部にある)を確認し、蒸留水を給水口の目盛りまで注ぎます(目安は約1ガロン)。
- ホールディングバスケットを本体に戻し、ドアを閉めてロックします。
- 温度を華氏250°F(摂氏121°C)に設定し、タイマーを15分に設定します。設定後、装置は自動的に加熱を開始します。
- 加熱サイクルが終了したら、圧力計がゼロになるまで待ち、ドアをゆっくり開けます。取っ手は下部を握り、上部を持って開けないよう注意してください。蒸気が出ていると火傷の危険があります。
- 内部の水が冷えるまで10〜15分待ち、排水バルブを開いて水を排出します。その際、バケツや容器を排水口の前に置いておきます。
以上で空運転は完了です。次回からは実際の器具を入れて滅菌を行えます。
