ドップラーエコーで頸動脈の閉塞を確認する手順
概要
頸動脈疾患は心臓と脳へ血液を供給する血管に影響し、重大な健康リスクをもたらします。頸部前後の動脈が閉塞すると、酸素豊富な血液が重要な臓器へ届かず、脳卒中や一過性脳虚血発作(TIA)を引き起こす可能性があります。医療従事者はドップラー超音波(エコー)を用いて動脈の閉塞を評価します。
手順
患者に仰向けで検査台に横たわってもらいます。上半身にアクセスできる姿勢が必要ですが、患者がより楽な場合は側臥位で顔を向けても構いません。
患者の裸の胸部に電極を装着し、エコーカルテッジ装置へ接続するリード線と接続します。3リード・5リードの正しい配置は「参考文献」セクションをご参照ください。
胸部にトランスデューサー用ゲルを塗布し、トランスデューサーで高周波音波を送信します。音波は心臓で反射し、同じトランスデューサーでエコーとして受信されます。
胸部左側(心臓の上部)から開始し、右側へとスキャンします。検査中は患者にできるだけ動かないよう指示し、微小な動きでも結果に影響を与えることがあります。
得られた画像や波形を解析します。必要に応じて心臓専門医や血管専門医の協力を得て評価してください。大きな閉塞は比較的容易に確認できますが、軽度の狭窄は見逃しやすいため注意が必要です。頸動脈の閉塞は重大な疾患です。
