手動車椅子の適切な使い方は?
手動車椅子は南北戦争(米国)で初めて使用され、20世紀に入って素材とデザインが進化しました。1980年代には軽量化が進み、さまざまなシーンで活躍できるようになりました。電動車椅子が普及しても、手動車椅子には独自の利点があり、利用者の生活様式に合わせて選ばれています。
脊髄障害の場合
脊髄障害を持つすべての人が電動車椅子を選ぶわけではありません。軽量な手動車椅子は、様々な環境に適応でき、機動性を高めます。モーターの重さがないため、軽快に使用できる場面が多くあります。
病院からの退院時
多くの病院では、退院時に患者を車椅子で搬送します。スタッフは電動車椅子よりも手動車椅子を使用し、患者を待機中の交通手段まで安全に運びます。
競技スポーツ
アルミや軽量素材で作られた手動車椅子は、上半身の筋力がある利用者が競技に参加しやすくします。テニスやバスケットボール用の三輪車椅子、空力性能を高めたレース用車椅子など、目的別に設計されたモデルがあります。
アウトドア活動
頑丈なフレームと太めのタイヤは、砂浜や水上、長距離ハイキングなど、アクティブな生活を送る利用者に最適です。浮くホイールやオフロードタイヤなど、活動に合わせた装備が可能です。
シャワー利用
自立した生活を支援するために、ロールイン式シャワー用の手動車椅子(通称「コモード」)があります。これにより、介助を必要とせずに入浴が可能です。
